コンサル会社の社長にお勧めされて「ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために (ちくま新書)」を読みました!
私自身、ファンベースって言葉を初めて聞いたし、ピンとこなかったんですが、「AKB48がファンを大事にして成功したあの戦略」といえば、「あぁ〜」と思う人も多いはず。
私のサイトは読んでくれる方もブロガーさんが多いかなと思って、ブログに活かせそうな内容に特化して「ファンベース」から学んだことをレビューします!
マーケティング基礎知識 ”2:8の法則”
何が2:8かっていうと、ファンとファンではない人の割合です。そして、2割のファンが売り上げの8割を支えているとか。
とはいっても、業界によって多少の誤差はあります。
Web業界においては、20.1%の人がアクセス数の63.8%を占めているそうです。
ファンを大事にするとアクセス数が増える?
ブログを運営していると、「誰にでもわかる記事」や「みんなに好かれる記事」を目指したくなるところですが、”2:8の法則”を知ると、それが目指すべきところではないことが分かります。
この法則に則れば、20%のファンを大事にすると、彼らがアクセス数伸ばしてくれるからです。
著者の佐藤尚之さん曰く、「全員に好かれようとすると、全員を失う」とか…。
先日、PV数250万というブログが紹介されていたので見てみたら、ブログデザインは超シンプルだし、見出しも別れてないサイトで、正直「こんなサイトがPV250万?」と疑ってしまうほどでした。
しかし、他のサイトにはない独特の切り口で語られる記事が多数あり、きっとこういうサイトこそ、ファンがいて、そのファンたちがアクセス数を支えてくれているのだと想像ができました。
ファンベースは地道に愚直に
本書でタメになった話といえば、スタバの事例です。
スタバってテレビCMをやっていないそうですね。言われてみれば、スタバのCMって見たことがないです。
それでも、誰もが知るコーヒー店になった理由。それは、社員とミッションや行動指針を深く共有し、接客の一瞬を記憶に残る体験にしていることが挙げられます。
「コーヒーカップに何か一言書いてくれる」なんているのが代表的な例です。
こうした接客の積み重ねが、ファンを作り、そのファンがSNSなどに投稿し、新たなファンを作る、そして、そのファンたちが売上の8割を担ってくれるのです。
ブログも継続が大切ということが言われていますが、その中で地道に愚直に、ファンを作っていくのが良いのかな、と思った初心者ブロガーのリケジョママでした!
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