子育て補完食・離乳食

2歳の偏食にデーツ。栄養不足の救世主になるか検討

偏食っ子のおやつにデーツを食べていたら栄養は大丈夫?
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こんにちは。2歳5ヶ月息子の好き嫌いに悩まされているリケジョママです。

幼稚園の給食も気が向かないと、ほぼ全て残してくる始末…。

そんな息子が最近ハマっているのがデーツ!!

スーパーフードと言われるデーツを食べていたら、少しは栄養不足の心配がいらなくなるのでは?と思ったので、本当にそうなのか調べてみました。

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デーツとは

デーツとは、「ナツメヤシ」の実です。食感は干し柿に似ていて、味は黒糖のような甘さ。スーパーフードと言われるほど栄養価の高いドライフルーツです。

日本ではあまり馴染みがない果物ですが、お好み焼きの「おたふくソース」に入っています。

リケジョママ
リケジョママ

デーツの味を知ってからおたふくソースを食べると、デーツの味がしっかりするのが分かるよ!

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デーツと幼児の栄養

デーツの特徴は、食物繊維やミネラルが豊富なことがあげられます。それぞれ幼児の摂取目標量に対してどの程度含まれているのか計算し、栄養不足の助けとなるのか検討します。

食物繊維

大腸まで届き”お腹の調子を整える”働きがある食物繊維。便秘気味のお子さんは特に意識して摂取したい栄養素です。

デーツには、100g(約7個)あたり8.3g含まれています。(3歳の摂取目標量は8g(1)

※3歳未満の摂取目標量は設定されていません。

リケジョママ
リケジョママ

3粒で1日目標量の半分弱も補えるのね!
さすがスーパーフードと言われるだけある。

カリウム

ナトリウムを身体の外に出す作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立つカリウム。

デーツには、100g(約7粒)あたり720mg含まれています。(1~2歳の摂取目安量は900mg)

マグネシウム

リンやカルシウムとともに骨を形成するほか、代謝を助ける機能を持つマグネシウム。

デーツには、100g(約7粒)あたり64mg含まれています。(1~2歳の摂取目安量は70mg)

リケジョママ
リケジョママ

カリウムやマグネシウムも3粒で1日摂取目安量の1/3が摂取できる優れもの!ありがたい〜!

幼児期の脳の発達に重要だと言われている鉄。鉄と亜鉛を摂取すると学校の成績が上がったという研究結果もあるそう(2)です。

デーツには、100g(約7個)あたり0.8g含まれています。(2歳の摂取推奨量は4.5mg)

リケジョママ
リケジョママ

鉄分が豊富といえど、もう少ししっかり補充したいところ。発達にも影響がある鉄分補給には鉄分強化のおやつも使方が安心です。

亜鉛

鉄と共にメンタルの安定に欠かせない亜鉛。

デーツには、100g(約7個)あたり0.4g含まれています。(2歳の摂取推奨量は3mg)

リケジョママ
リケジョママ

亜鉛も豊富ですが、もう少ししっかり補充したいところ。亜鉛の補充にはフォローアップミルクがオススメです!

\亜鉛が含まれているフォローアップミルク/

ビタミンも豊富

これまでご紹介してきた食物繊維・ミネラルの他にもビタミンも豊富なデーツ。

抗酸化力の強いβカロテンやナイアシン、パントテン酸など健康維持に欠かせない栄養がたくさん含まれています。

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1日の目安量は?

食物繊維やミネラル、ビタミンも豊富なデーツですが、糖質が多い(1粒に約13g)ことには留意しないといけません。

2歳児の糖質摂取量目安は200〜300g /日(3)ですので、デーツをおやつとして与える場合は、2粒、多くても3粒くらいを目安にすると良いでしょう。

GI値が低いので、おやつに最適

糖質が多いデーツですが、食べた後に血糖値が上がりにくい食品です。(=GI値が低い)

低GI食品は子どもの脳にとって最適です。

というのも、GI値が高い食品(例えばチョコレート)を摂取すると、急激に血糖値が上がる分、インスリンがたくさん分泌され、その後、血糖値が急降下してしまうのです。

脳のエネルギー源である糖が急激に減ることで、「じっとしていられない」「落ち着きがなく騒ぐ」といった困った行動の原因になります。

一方GI値が低いデーツは、脳にエネルギーを安定供給できるため、子どもの自己コントロール力向上や脳の発達に良い影響が期待できます。

まとめ

スーパーフードと言われるデーツの栄養について見てきました。

偏食っ子で「おやつは食べるけど、ご飯は全然食べない・・・」なんて時には、食物繊維やミネラル・ビタミンが摂れるため栄養補給の一助になるでしょう。

ただし、スーパーフードと言えど、タンパク質や鉄・亜鉛などはデーツを食べているだけでは足りません。フォローアップミルクや鉄分強化のおやつを上手く活用して、栄養の偏りを補ってあげましょう。

しかし、砂糖がたくさん含まれているおやつを食べるより、①さまざまな栄養を摂れる②脳にエネルギーを安定供給できる、という点でデーツはオススメです。

1日2〜3粒を目安に試してみてくださいね。

参考

1)日本人の食事摂取基準(2020年版)
2)【小児科医が教える】「発達障害かもしれない子」に今すぐあげてほしい栄養ベスト2 | Diamond Online
3)2歳の食事の量や必要な栄養素・メニュー・食べさせ方のコツ!| スクスクのっぽくん

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リケジョママ

2歳の息子と3ヶ月の娘の母。
難関国立大学出身のリケジョ。
現在気になっていることは赤ちゃん〜幼児期の鉄分不足。
子どもも親も生き生きと。ウェルビーイングを追求したい。
広く浅く色んなことに挑戦するのが好き。
☑︎ヨガインストラクター
☑︎Webライター
☑︎ほんやく検定4級

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