こんにちは。
「ママパパのウェルビーイング向上に貢献したい!」という想いをもつリケジョママです。
今回は、私の想い第2弾「科学的根拠(エビデンス)に基づいた子育てのあれこれをお伝えしたい」という話。
科学的根拠を知ると、「これは守らなきゃ!」という子育てのポイントがわかるので、数ある育児論に惑わされなくなりますよ^^
何が正しい子育て?
「子育てはこうするべき」という言葉に惑わされた経験はありませんか?
「授乳は赤ちゃんの目を見ながら、、」とか、「1歳になったら母乳に栄養はないから、すぐやめろ」とか、、
私も先輩ママや実母、助産師さんから沢山の子育てアドバイスを頂いてきましたが、それぞれ違うことを言ってて、何が正しいのか、かなり困惑した経験があります。
そこで私が調べたのが、子育ての科学的根拠(エビデンス)です。
子育ての科学的根拠(エビデンス)って何?
科学的根拠(エビデンス)とは、ある仮説に対して行った研究や調査の「結果」のこと。「○○した方が良い」という情報において、研究によって裏付けが取れている場合は「科学的根拠がある」、逆に研究による裏付けが取れていない場合は、「科学的根拠がない」などと使われる。
経験論からきたアドバイスなのか、研究によって裏づけがとれているアドバイスなのか・・・って全然、違いますよね!
具体例をお伝えすると、以前、子育てに関して相談していた助産師さんに「卵はアレルギーが怖いから10ヶ月になってから開始した方が良いよ!」と伺いました。
でも、科学的根拠を調べると、卵の開始を遅らせるよりも、早い時期から食べさえていた方がアレルギーをかなり予防できるみたいなんですよね。
「卵は開始を遅らせない方がアレルギー予防に良い」という仮説に対して、実際に、卵を6ヶ月からあげる赤ちゃんのグループと、1歳まで卵をあげない赤ちゃんに分けて、アレルギーの発症率を比較する。
すると、6ヶ月から食べさせた方がアレルギーの発症率が8割低かった!
このような研究・結果のことを科学的根拠と言います。
科学的根拠を知ると、育児の手の抜きどころがわかる
出産後したてとか、右も左もわからなくて不安な中で、一生懸命お世話しますよね。
そんな中、、自分のやり方を「ダメ」なんて言われると、心にグサーーーっと刺さります。
でも、育児のやり方なんて、たっっっくさんあって、正しいとか、正しくないとか、あんまりないと思うんです。
ただし、科学的根拠があるものは別です。
卵は6ヶ月から食べさせた方がアレルギーになりにくいって研究で分かっているのだったら、「6ヶ月から食べさせよう」って思いますよね。
逆に、科学的根拠がないアドバイスには「そういう意見もあるんだな。」と流してしまえば良いのです!
新生児の時、授乳間隔が4時間空いたことで、助産師さんに「ダメでしょ!」と言われたのが、心に突き刺さったのですが、今考えれば、授乳間隔には色んな意見があるので、さらりと流せば良かったです。でも、それが出来ないのが産後のメンタル・・・
子どもの性格も1人1人違うし、私たち親の性格だって1人1人違う。
だから、その親子にとって1番良い方法を見つけるのが、ウェルビーイングに繋がると思うのです。
チェックポイント
☑︎数ある「こうするべき!」という子育て論全てを完璧に行うなんて無理・・・!
☑︎科学的根拠を知れば、”結局、何が正しいの?”、”一番、重要なのはどれ?”という疑問が解消される。
まとめ
科学的根拠に基づいた子育てとは、研究・調査で裏付けのとれている方法のこと。
子育て論については、科学的根拠に基づいているものの他に、経験論や色んな考え方のもと様々なやり方があリます。
どれが合っている!間違っている!というわけではなく、
科学的根拠に基づいているものはポイントとして押さえて頂いて、あとは各ご家庭にとって良い方法を見つけていくのが親子のウェルビーイング向上に繋がるのではないかな、と個人的には思います。
ということで、様々な論文を読んできた経験を活かして、子育てに関する論文・研究をわかりやすい言葉に翻訳して、お伝えしたいと思います^^
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